こんにちは、ゆんpayです！
さて、歯の矯正治療を始めるため、親知らずを４本全部抜くことになった私。
左右２回に分けて抜くことになり、ひとまず地獄の右は終了。
＼右の親知らず２本を抜歯した話はこちら／
今回の記事では、残りの左２本の親知らず抜歯についてです。
左２本は、妊娠中の抜歯となってしまいました。
これから親知らずを抜歯する予定の方、妊娠中に抜歯をすることになりそうな方の参考になれば幸いです！
親知らずの生え方
前回抜いた右の親知らずは、下が埋没しており歯ぐきの切開が必要であったため、地獄の痛みを味わう事となりました…。
今回抜く左の親知らずは、上下ともにまっすぐ生えており、歯ぐきからもしっかりと出てきていたため、切開は不要。
下のみ、抜いた後に空いた穴を縫合しますとの説明がありました。
前回ほどの痛みや腫れはないと信じたい…
とれない予約
しかしここでちょっと問題が。
新型コロナウイルスの影響で１日あたりの患者数に制限をかけている関係で、次回の抜歯予約がとれるのが約３か月後とのこと。
仕方がないので、３か月後の日付で予約をとっておきました。
まさかの妊娠判明
３か月後の予約日を待っている間に、なんと妊娠していることが判明しました。
１人目のときに１年近く妊活をしたので、今回もそれくらいはかかるだろうと思ったのですが…
嬉しい誤算ではありますがやはり妊娠中の抜歯は少し不安でした。
病院に連絡
抜歯予約をしていたのは、妊娠６週にあたる時期。
病院に連絡したところ、「安定期に入ってからの抜歯にしたいので、再度予約をとり直してください」との指示。
安定期に入った妊娠１８週頃の抜歯となるよう予約をとり直しました。
安定期に入らないと治療はできない？
妊娠１５週頃までは、胎児の体の重要な器官が作られたり分化する大切な時期です。
薬の影響を受けやすく、過度の緊張が流産の原因となる可能性もある過敏な時期となるため、この頃の治療はよほど緊急の場合でなければ避けることがほとんどです。
安定期に入る頃には体調も安定していることが多いため、治療をしてしまうならこの時期がおすすめ。
麻酔の影響が心配なところですが、歯科治療に使うくらいの量であれば全く問題ないことを産科の先生と歯科の先生に確認しておきました。
薬についても、妊娠中でも飲めるものを処方しますから安心してくださいとのこと。
しかし虫歯や親知らずに痛みが出ている時などは我慢する方が胎児にも母体にも悪影響を及ぼす可能性があるため、病院に相談してみましょう。
いざ２回目の抜歯へ
抜歯予約日が近づくにつれ、「ああ、またあれをやるのか…またやるのかあれを！！！」と前回の痛みと苦しみを思い出し、割と本気で恐怖でした。
あれをもう一度は耐えられる気がしない…
しかも今回は妊娠中の抜歯となるため、痛みがあっても前回のように強い鎮痛剤は飲めないだろうしできれば飲みたくない…。
抜歯後どうか前回ほど痛みませんようにと願いながら治療台へ。
局部麻酔は前回同様、小さな注射器で３本か４本打ちました。
抜歯中の痛みなど
麻酔が効いているので、抜歯中の痛みはなし。
まずは下の親知らずから、大きなペンチのようなものでグイーグイーっと何回か引っ張られる。
頭が浮き上がるほどの力で引っ張られます。
何度か引っ張られるとスポーンと抜けました。
その後空いた穴を縫合して下は終了。この間約５分。
次に上の親知らず。こちらもペンチのようなもので引っ張られ、下よりもあっさり抜けました。
結局、麻酔を打ってから２本抜き終わるまで１０分くらいで終了、そのまま帰宅となりました。
ちなみに薬代も含めてお会計は約３０００円
処方された薬
- メイアクトMS錠（抗生物質）
- カロナール錠（鎮痛剤）
- ロキソプロフェンNa錠（鎮痛剤・頓服）
の３種を処方されました。
メイアクトMSとカロナールは妊娠中でも安心して飲めるものですが、ロキソプロフェンNaは妊娠中は少し注意が必要な薬。
薬剤師さんに確認したところ、「本当に痛みが強いときは飲んでください、我慢する方がよくないので」と言われました。
頓服薬として処方されたので、飲まなくて済むなら飲みたくないな…というのが正直なところ。
とりあえずあまり痛くならないことを願うばかり
抜歯後の痛みなど
前回同様、２時間半くらいすると麻酔が徐々に切れてきました。
くるぞくるぞ…！と構えていたのですが、麻酔が完全に切れても全く痛みが出てこない。
……あれ？
その後何時間経っても、結局痛みはまったくありませんでした。
本当にずっと無痛状態だったので迷いましたが、カロナールは１日３回分処方されていたので、一応抗生物質と一緒にすべて飲みきっておくことに。
心配していたロキソプロフェンNaは１錠も飲むことがないまま終了。
食事は普通にできる
まったく痛みがないので、食事は麻酔が切れた直後から普通にとっていました。
固形物もちゃんと噛んで普通に食べられます。
口を開けても動かしても大丈夫！前回と違いすぎてちょっと困惑するほど。
もちろん噛むときは抜歯した箇所を避けるようにしました。
どのくらい腫れる？
腫れもほとんど出ませんでした。
左頬のあたりを触ると、小さなしこりがあるかな？くらいで、周りから見る分にはまったく分からない程度。
この小さなしこりっぽいものも、１週間後の抜糸の時にはすでに消えていました。
痛みや腫れはいつまで続く？
痛みや腫れはほとんどなし。
抜歯当日の夜にはすでに親知らずを抜いたことなど忘れるほど普段通りでした。
下の歯ぐきは縫ってあったので、抜糸するまでは頬が引っ張られるような違和感がありましたが気になるのはそれくらい。
抜糸してしまえばもう完全に元通りといった感じでした。
最後に
１回目の右上下抜歯が本当にきつかったので震えていましたが、今回の左上下はびっくりするほどあっけなく終了しました。
まっすぐ生えて出てきていたので歯ぐきを切開しなかったのが大きな要因かなと思いますが、実際のところはよく分かりません…
歯ぐきから出てきていてまっすぐ生えているのに抜歯後腫れた！という方もいますよね…
また、今回は妊娠中の抜歯ということで少し不安もありましたが、何事もなく終了しとりあえずホッとしました。
抜歯後の妊婦検診でも、特に胎児や母体の問題を指摘されたことはありません。
順調に育ってくれましたし、私の体調面でも問題なし。
ただ、やはり妊娠中の治療はいろいろ不安や心配になることが多いので、できれば妊娠前に治療を済ませてしまいたかったなとは思いました。
これから親知らずを抜歯する方、がんばってください！！
⇒ 2022.1.14 追記
この時妊娠中だった次男を無事出産しました。
部分麻酔を打ち、カロナールも飲んでいましたが、何の問題もなく元気に育ってくれています！
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