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こんにちは、ゆんpayです!
妊婦健診で、「頭が上にありますね」「逆子になってますね」と言われると焦りますよね。
私は長男、次男ともに逆子になっていると言われましたが、帝王切開の予定を組むギリギリのところで二人とも治りました。
その時の体験談、治すためにやった事や治る瞬間はどうだったかなどをまとめました。
逆子と診断され不安になっている方などの参考になれば幸いです!
逆子になる原因は?
子宮内の赤ちゃんの頭が、下ではなく上や横にある状態のことを「逆子」といいます。
逆子になってしまうのにはいくつかの要因があると考えられています。
- 骨盤が小さい
- 羊水が多すぎる・少なすぎる
- 前置胎盤・低置胎盤
- 子宮の形態異常
- ストレス など
ただ、これらは医学的な根拠があるものではなく、実は逆子になる原因ははっきりと分かっていないのです。
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赤ちゃんが横向きの状態も「逆子」とされるんですね。
いつまでに治ればいい?
赤ちゃんがまだそこまで大きくなく羊水量も多い32週頃までは、まだ赤ちゃんは子宮内でくるくる回ることができる状態。
そのためこの頃までに逆子のほとんどは治ることが多いです。
しかし33週頃になると赤ちゃんも大きくなってきて羊水量も減少し動くスペースが少なくなってくるため、この時期に逆子だと治る確率はどんどん下がっていきます。
多くの産院では、34~35週頃に逆子が治っていなければ帝王切開の予定を組むよう指示される場合が多いようです。
出産ギリギリまで治る可能性はある
週数が進むにつれ逆子が治る確率は下がっていきますが、36週以降になって逆子が治ることも珍しくありません。
それまでずっと逆子だったのに帝王切開の予定日前に突然治ったという人もたくさんいます。
最終的に逆子のままお産を迎えるのは全体の5%くらいと言われていますので、出産するその時まで治る可能性は十分にあるのです。
逆子診断から治るまでの体験談:第一子のとき
私の場合、第一子となる長男と第二子となる次男はそれぞれ別の産院で出産したため、逆子診断からの流れも異なっていました。
第一子のときは、28週頃の検診の際に「頭が上に来てるね~」と指摘され、32週頃になっても治っていなかったため逆子体操を薦められました。
35週までに治らなかったら、帝王切開になるよ!とのことで、そのうち治るだろうと思いながらも、内心焦っていました。
治すためにやったこと
初産という事もあり、なんとか逆子を治したかった私。
35週までにとにかくやれることをやってみました。
- 逆子体操
- 逆子鍼
- 体を温める
- 声かけ
逆子体操
産院から渡されたプリントを見ながら行いました。
逆子体操にはいくつか種類があるようですが、私が勧められた体操は「おでこと胸を床につけお尻を高く上げた状態で四つん這いになり、骨盤の位置を頭より高くする」というものでした。
文字だけで見ると大したことないのですが、これが実際にやってみるとめちゃくちゃしんどい!
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これ人間がする体制じゃないだろ!!と思いながら逆子を治すために毎晩15分程がんばっていました。
逆子鍼
しんどい逆子体操を毎日頑張ったにも関わらず、34週の検診でも頭が上になったまま治っておらず…。
「1週間後にもう一度見せに来て。治ってなかったら帝王切開の予約を入れます」と言われてしまい、もう後がない状態に。
藁にもすがる思いで、自宅近くにあった鍼灸院へ。
逆子を治すための鍼治療をしてもらいました。
効果があるかは半信半疑でしたが、腰痛や肩こり解消の鍼やお灸も一緒にしてもらえて、とてもリラックスした状態で気持ち良く帰宅。
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逆子鍼をしてもらったのはこの1回だけです。
体を温める
逆子鍼をしてもらった際、施術をしてくれた鍼灸師さんから「逆子を治すためには体を温めることも有効」というアドバイスをいただきました。
8月の暑い時期だったこともあり、普段は冷たい飲み物を多く飲みがちだったので、その日から飲み物はすべてホットまたは常温に変更しました。
お風呂もシャワーだけで済ますことも多かったのでなるべく湯船に入るようにし、冷房の効いた室内にいるときはひざ掛けなどを使ってとにかく体が冷えないように注意。
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真夏でしたが体ぽかぽか状態を維持しました…
声かけ
できることはやった、もうあとはお腹の赤ちゃんに回ってもらうようお願いするしかない。
リラックスしていて胎動がある時に、お腹の下の方をポンポンしながら「頭はこっちだよ、あんよは反対だよ」「クルっと回ってね~」と赤ちゃんに声をかけるようにしていました。
治る瞬間はわからなかった
そして1週間後に再度産院へ行き、ドキドキしながらエコー確認。
「あ、戻りましたね。頭が下になってますよ!」と言われ歓喜…!!本当にホッとしました。
前回の検診から1週間の間に頭が下になっていたわけですが、正直、逆子が治る瞬間はわかりませんでした。
グルンと回ったような感覚もなく、ものすごく激しい胎動があったわけでもなく。
本当に、いつの間にか治っていたという感じ。
ただ、胎動の場所には変化がありました。
逆子と診断されていた間は、赤ちゃんの足で膀胱や子宮口のあたりを蹴られるような感じがあり結構痛かったんです。
それがある時から、胸の下、胃のあたりを蹴られるような感じに変わりました。
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ちなみに、赤ちゃんのしゃっくりを感じる位置は頭の位置に関係なくバラバラでした。
何が効いたのかは不明
結果として逆子は治ったのでよかったのですが、何が効いたのかはよくわかりません。
もしかしたら何もしていなくても、赤ちゃんの気分でそのうちクルッと回ってくれたかもしれません。
ただ、何もしないまま結局逆子が治らず帝王切開となっていたら絶対に後悔したので、とりあえずやれることをやっておいて良かったと思います。
逆子診断から治るまでの体験談:第二子のとき
第二子のときは、ずっと頭が下にあったので完全に安心しきっていました。
それがなぜか34週で突然逆子に!
「なんでだろうね、逆子になっちゃったね」と言われ、思わず「え!?」と声が出る私。
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頭が完全に上にあるわけではなく、私のおへその横あたりに頭がある状態でした。
治すためにやったこと
第二子の時の産院では、34週で逆子の場合は帝王切開の予約をとってもらっているとの事。
え、じゃあもう私このまま帝王切開確定なの?と茫然としていると、先生が「ちょっと動かしてみてもいいですか?」と。

動かす…?
エコーでへその緒の位置や赤ちゃんの位置、心拍数などを入念に確認した後、「じゃあちょっとお腹押すから、痛かったら言ってください」と手でぐーっとお腹を押す先生。特に痛みはなし。
エコー画面を眺めていると、赤ちゃんがグイーンと動くのが見えました…
「上手に動いてくれたので、今は頭が下に来てますよ。このまま大丈夫そうなら、帝王切開しなくてもいいです」と先生。
いや、先生何者!?こんなに簡単にお腹の中の赤ちゃんの位置変えられるものなの!?と驚愕。
その後は念のためしばらく院内に残り、赤ちゃんの胎動や心拍に問題が起きないかをモニター検査することに。
約30分モニターして問題がなかったので、帰宅となりました。
結局次の検診でも頭は下になったままだったので、帝王切開は不要という判断となり一安心。
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結局第二子の時は私は何もせず…先生が治してくれました。
外回転術だったのか?
お腹の上から手を当て、赤ちゃんを回して頭を下に矯正する方法を「外回転術」と言います。
今回、先生が行ってくれたのはおそらくこれではないかと思います。
外回転術というと、もっと思いっきりグルンっと回すようなイメージを持っていましたが…
最後に
あくまでも私の体験談となりますが、2回の妊娠で2回とも逆子と診断され、そしてその2回とも無事に逆子は治りました。
帝王切開という可能性が出てくるとどうしても心配になってしまいますが、逆子のほとんどは出産までに治る場合が多いです。
逆子が一度治っても再度逆子となってしまうパターンもありますし、出産のその瞬間まではどうなるか分かりません。
逆子かどうかに関係なく、他にもいろいろな理由で帝王切開となることはあります。
何よりもお母さんと赤ちゃんが共に安全な状態で出産できるのが一番であり、その時ベストな出産方法を病院が提案してくれます。
心配ですが、あまり過剰に悩む必要はないと考えましょう。
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悩みすぎるとストレスになり、そっちの方がよくないかも
出産方法に不安がある場合は、産院の先生や助産師さんに相談してみるのもいいと思います。
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